『統合医療でがんに克つ』
2021.3 VOL.153
特集 IPT療法
がんの標準治療は最も費用対効果に優れ、蓄積されたエビデンスもありますので、最優先に取り組むことが重要ですが、多くの患者さんが危惧するのは副作用によるQOL(生活の質)の低下です。その点、IPT療法は抗がん剤の有効性を最大限に引き出し、その副作用は最小限にするという理想的な方法だと思います(編集後記より抜粋)。
『統合医療でがんに克つ』
2021.2 VOL.152
特集 第2回オーソモレキュラー医学会
がんはあるとき突然生じるものではないことはよく知られるようになってきました。蟻が倒せるような小さなドミノが徐々に倒れていって巨大なドミノを倒してしまうように、体の内の様々な原因が生化学的変化を生じ、それが遺伝子を傷つけてがんが発症してくることもすでに明らかになっています。そうすると生化学的変化のもとになる栄養条件が大切なことは当たり前のことなのですが、がんの医療ではほとんど無視されてきました(編集後記より抜粋)。
『統合医療でがんに克つ』
2021.1 VOL.151
特集 ホープ・フォー・キャンサー
〜がん治癒の7つの原則〜
今回の記念すべき特集は、メキシコ・ティワナにある世界屈指のがん治療施設「Hope 4 Cancer Treatment」で行われている全人的治療の紹介でした。国民皆保険制度の日本において、標準治療外の医療はまるで医療ではないような扱いを受けることが多々ありますが、海外の医療やその価値観を積極的に紹介し啓蒙することで、固定概念化した日本の医療に風穴を開けることができると信じています。
(編集後記より抜粋)。
『統合医療でがんに克つ』
2019.2 VOL.128
特集 日本先制臨床医学会第2回学術大会
学術大会大会長の萬先生は、この大会のメインテーマを「医療維新によるパラダイムシフト」としています。混合診療禁止の制度の中で、この現状を打破するのに鎖国時代の日本に例えて医療維新と命名されたといいます(編集後記より抜粋)。
『統合医療でがんに克つ』
2019.1 VOL.127
特集 がん治療の苦痛を和らげQOL(生活の質)を高める
IPT療法について。がんの表面にはインスリンのレセプターが正常細胞の20倍もあり、グルコースを多量に取り込んで嫌気的解糖をしていることが全てのがんに共通する性質なのでIPT療法は理論的に有望な方法と思えます(編集後記より抜粋)。
『統合医療でがんに克つ』
2018.12 VOL.126
特集 漢方薬によるがん治療
漢方薬にはがん組織内の様々な汚染を排除して、T細胞のポテンシャルをあげる効果が期待できます。また、がん細胞の嫌気的解糖を阻害してがんの増殖を止め、正常細胞には害のない成分を持つ生薬があります(編集後記より抜粋)。